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2014.07.28.Mon.22:53


東証大引け、続伸 半年ぶり1万5500円台 買い一巡後は上値重く

28日の東京株式市場で日経平均株価は続伸した。終値は前週末比71円53銭(0.46%)高い1万5529円40銭と、心理的節目の1万5500円台を1月23日以来、約半年ぶりに回復した。朝方は前週末の米株式市場でダウ工業株30種平均が3日続落したことを受けて安く始まった。だが、日経平均先物にヘッジファンドからとみられる仕掛け的な買いが入ったことから、相場は上げに転じた。外国為替市場で円相場がやや円安に振れたことも下支え要因となり、節目を維持して取引を終えた。今週は国内企業の4~6月期決算の発表が前半のピークを迎える。発表や新聞報道を材料にした売買が増えており、好業績への期待から「買い意欲が増した投資家の物色が続いている」(大和住銀投信投資顧問の門司総一郎経済調査部部長)との声があった。ただ、買い一巡後は上値は重かった。午後は上げ幅が前週末比50円高程度と膠着感が強まる場面が目立った。ウクライナや中東情勢など地政学的リスクへの懸念は前週に比べて若干和らいではいるが、高値圏では利益確定売りを誘う要因になっている。JPX日経インデックス400は続伸。終値は前週末比40.26ポイント(0.34%)高の1万1710.58だった。東証株価指数(TOPIX)も続伸し、終値は前週末比4.72ポイント(0.37%)高の1286.07だった。東証1部の売買代金は概算で1兆5922億円。商いは低調で、活況の目安となる2兆円を18日連続で下回った。売買高は19億3115万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1009、値下がり銘柄数は623、変わらずは182だった。先物取引に絡む裁定買いの影響で、ファストリやKDDI、ファナックなど値がさ株が高かった。「政府が2020年までに全国3カ所前後でカジノの開設を認める」との報道を手掛かりにコナミやオーイズミなどのカジノ関連株も上昇した。半面、前週末に4~6月期の連結純利益が前年同期比31%減になったと発表した大同特鋼は一時7%安と大幅下落。13時に4~6月期の連結営業利益が13%減になったと発表したJSRも下げた。東エレクや住友不、テルモなども安かった。東証2部株価指数は5日続伸。ソディックや桜島埠、田淵電が上昇した。半面、長野日無や理経、Jトラストが下落した。




新興株28日、ジャスダック連日高値 カジノ関連など材料株に買い

28日の新興企業向け株式市場で、日経ジャスダック平均株価は5日続伸した。大引けは前週末比6円20銭(0.28%)高の2221円25銭だった。前週末に続いて連日で年初来高値を更新し、2007年2月27日以来、7年5カ月ぶりの高値をつけた。日経平均株価が続伸し1万5500円を回復するなど東証1部の銘柄が総じて堅調に推移し、新興市場でも買い安心感が広がった。カジノ関連など、好材料の出た銘柄に対する買いが相場を支えた。もっとも、今後本格化する4~6月期決算発表を見極めたいとする投資家も多く、主要銘柄の値動きは鈍かった。ジャスダック市場の売買代金は概算で631億円で、5月12日以来、およそ2カ月半ぶりの少なさだった。売買高は1億6896万株。主力銘柄で構成するJASDAQ―TOP20は反落した。日本通信や日本マイクロ、フィスコは上昇した。半面、DWTIやブロッコリー、ガンホーは下落した。東証マザーズ指数も反発した。大引けは前週末比16.20ポイント(1.77%)高の930.74だった。ミクシィは大幅高となり、株式分割考慮後の実質的な上場来高値を更新。売買代金は東証1部市場を含めた全市場で首位だった。フリークアウやアスカネットなども上昇した。サイバダインやサイバー、エルミックは下落した。
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