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2014.06.30.Mon.18:04
東証大引け、反発 海外株高が支え、円高嫌気し下げる場面も

30日の東京株式市場で、日経平均株価は反発。終値は前週末27日と比べ67円10銭(0.4%)高の1万5162円10銭だった。海外市場での株高をきっかけにして投資家心理が改善。日本株にも割安とみた買いが優勢だった。一方、今週は重要イベントが相次ぐことから様子見ムードも強いほか、外国為替市場では円高・ドル安基調が強まったこともあって、積極的な買いは手控えられた。前週末の米株式市場ではダウ工業株30種平均が小反発。ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数が約14年2カ月ぶりの高値を更新したことで、投資家がリスク資産への選好を強めるとの見方が広がった。前週末には日経平均が200円超下落していたことから反動高の期待もあって、日本株にも買いが及んだ。一方で、日経平均は午前に40円程度安い1万5052円まで下落する場面があった。円が対ドルで1ドル=101円台前半と約1カ月ぶりの円高・ドル安水準を付けたことが買い手控えにつながった。朝方の買いが一巡したところで、利益確定を目的とした売りが増え、相場を押し下げた。午後には日経平均が再び上昇に転じた。30日は上海などアジア諸国・地域の株式相場が総じて上昇。6月は四半期末とあって、国内の機関投資家が保有資産の評価額を押し上げるための買いを実施するとの思惑も相場を下支えした。6月の日経平均は月間ベースで2カ月連続でプラスを維持。5月末と比べて529円上昇し、上昇幅は昨年12月(629円)以来、半年ぶりの大きさだった。JPX日経インデックス400は反発し、前週末比74.87ポイント(0.7%)高の1万1466.23だった。東証株価指数(TOPIX)も反発し、9.41ポイント(0.8%)高い1262.56だった。東証1部の売買代金は概算で1兆8212億円だった。売買高は21億197万株。東証1部の値上がり銘柄数は全体の8割を超える1568、値下がり銘柄数は178、変わらずは69だった。中小型株が買われる一方、日経平均への寄与度が高いファストリやソフトバンクなどの値がさ株が下落したため、相場の上昇は小幅にとどまった。個別銘柄では、円高進行を受けて輸出株の代表とされる自動車株が総じて下落するなか、トヨタやホンダが高い。クレディ・スイス証券が27日付のリポートで堅調な業績見通しを示したトクヤマも買われた。一方で、日揮や電通、資生堂などが安い。スマートフォン(スマホ)向け新型ゲームの公表時期を従来よりも遅らせたコロプラも下げた。東証2部株価指数は反発。日鋳造や田淵電、朝日インテクなどが高い。半面、Jトラストや長野日無、AGCapが安い。




新興株30日、ジャスダックが反発 個別材料で買い

30日の新興企業向け株式市場で、日経ジャスダック平均株価は4営業日ぶりに反発した。大引けは前週末比21円06銭(0.99%)高の2155円47銭だった。低価格スマートフォン(スマホ)関連など、個別に材料が出た銘柄に買いが入った。東証1部の主要銘柄が軟調に推移するなか、比較的値動きの軽い新興株に物色が向かった。ジャスダック市場の売買代金は概算で1164億円、売買高は1億4732万株だった。主力銘柄で構成するJASDAQ―TOP20は反発した。日本通信や日本マイクロ、ブロッコリーが上昇した。半面、テリロジーやクルーズ、夢真HDは下落した。東証マザーズ指数は4営業日ぶりに反発した。大引けは前週末比19.92ポイント(2.26%)高の901.68だった。フリービットやミクシィ、フリークアウが上昇した。メドピアやユーグレナ、オンコリスが下落した。

2014.06.27.Fri.11:42
27日 5月の全国CPI、完全失業率――6月の独CPI速報値
27日は5月の全国消費者物価指数(CPI)や完全失業率が発表されるほか、IPO関連ではレアジョブ(6096*J)、メドピア(6095*J)が東証マザーズに上場する。
 海外では、6月の独CPI速報値や米消費者態度指数確報値が発表される予定だ。

【予定】(時間は日本時間、予定は変更される可能性がある)
▽8:30 5月の完全失業率(総務省)
     5月の有効求人倍率(厚労省)
     5月の全国・6月の都区部消費者物価指数(CPI、総務省)
     5月の家計調査(総務省)
▽8:50 6月上旬分の貿易統計(財務省)
     5月の商業販売統計速報(経産省)
▽その他 閣議
     5月の自動車各社の生産・販売実績
     3~5月期決算=高島屋、ニトリHD
     株主総会=三菱UFJなど
     マザーズ上場=メドピア、レアジョブ
▽海外  1~5月の中国工業企業利益
     6月の独CPI速報値
     6月の米消費者態度指数確報値(ミシガン大学調べ)




今日の株価材料(新聞など・27日)アリババ、上場市場にNYSE選択
▽26日ダウ、反落 21ドル安 米景気不透明感を警戒
▽NY円、続伸 1ドル=101円70銭~80銭 米消費関連の指標低調で
▽中国のアリババ集団、上場市場にNYSEを選択

▽三菱自(7211)がクライスラーに小型車供給 アジアで販売、9年ぶりに協力関係(日経)
▽税収、予算1.6兆円上回る 13年度、法人・所得税ともに増(各紙)
▽不動産運用益、最高に 14年度上期、REIT分配厚く(日経)
▽正社員・派遣、幅広く職探し 厚労省方針、規制緩和で窓口統一(日経)
▽「コカ・コーラ」がセブンイレブン専用商品 特定チェーン向け初(日経)
▽中小融資、将来性を重視 大手銀、審査基準を緩和 不良債権、98年度以降で最少(日経)
▽JX(5020)傘下のJX日鉱日石エネルギー、製油所東南アジア進出検討 給油所運営も(日経)
▽低アルコール、大型商品に育成 キリンビールは「本搾り」生産倍増、サントリー酒類は今夏19商品投入(日経)
▽Jフロント(3086)経常益27%増 3~5月期、増税後の消費底堅く(各紙)
▽ウェブクルー(8767)、「空腹」つぶやき食事割引券 ツイッター投稿の単語分析、広告主の企業を仲介(日経)
▽丸井G(8252)、ネットの意見反映のパンプスを発売(日経)
▽イオン(8267)、70代婦人服PB 文化服装学院と連携(日経)
▽IHI(7013)、ベトナムから大量採用 実習制度生かす(各紙)
▽三菱自(7211)、成長戦略にカジ アジアを軸に巻き返し(日経)
▽三井不(8801)とNEC(6701)、EV充電器を大量設置 商業施設向け まず東京ミッドタウンに125台(日経)
▽三菱ケミHD(4188)傘下の三菱レイヨン、サウジで樹脂原料合弁 500億円投資(各紙)
▽船井電(6839)、歩行アシスト事業分離 早期の事業化目指す(日経)
▽パナソニック(6752)、来春に家電のアジア統括会社を設立(日経)
▽Webブランド調査、ヤフー(4689)が首位(日経)
▽コニカミノル(4902)、営業5割増益の見通し 4~6月期115億円、カラー複合機伸びる(日経)
▽日本オラクル(4716)、14年5月期単独税引き最高益 2円増配(日経)
▽平和堂(8276)、純利益最高に 3~5月期、生鮮品の販売好調(日経)
▽CFS(8229)、経常益5割増のもよう 3~5月期単独、食品・調剤伸びる(日経)
▽クラリオン(6796)、業務用車両向け市販製品の売上高倍増 2年後めど、アンドロイド車載端末投入(日刊工)
▽橋下大阪市長、関西電(9503)株の売却に言及(各紙)

2014.06.26.Thu.16:16
26日 イグニス仮条件決定 EU首脳会議 
26日は財務省が対外・対内証券売買契約〔週間、指定報告機関ベース〕を発表するほか、IPO関連ではイグニス(3689*J)の仮条件が決定する。
 海外ではEU首脳会議が27日まで開かれるほか、5月の米個人所得、米個人消費支出(PCE)が発表される予定だ。


【予定】(時間は日本時間、予定は変更される可能性がある)
▽8:50 対外・対内証券売買契約〔週間、指定報告機関ベース〕(財務省)
▽10:20 3カ月物国庫短期証券〔462回債〕入札
▽10:30 2年物国債〔7月債〕入札
▽15:00 柘植JR東海社長が記者会見
▽その他 株主総会=電力各社など
     3~5月期決算=Jフロント
▽海外  5月のシンガポール鉱工業生産指数
     チェコ中銀が政策金利を発表
     EU首脳会議(ブリュッセル、27日まで)
     5月の米個人所得(21:30)
     5月の米個人消費支出(PCE、21:30)
     米新規失業保険申請件数(週間、21:30)
     3~5月期決算=ナイキ




今日の株価材料(新聞など・26日)米国株、ナスダック14年ぶり高値
▽米ダウ、反発 49ドル高 ナスダックも反発、29ポイント高で約14年ぶり高値
▽NY円、1ドル=101円85銭~95銭で終了

▽トヨタ(7203)、初の燃料電池車市販 日本で年度内 700万円程度(各紙)
▽東電(9501)、英で余剰電力売買 ガイシ(5333)と蓄電設備(日経)
▽M&A投資枠、拡大 成長の核に 1~6月の海外買収額は最高の3.4兆円(日経)
▽法人減税の財源どう確保 中小優遇や政策減税の縮小 6%下げで3兆円必要(日経)
▽W杯特需もう終わり?家電や外食、グッズなど関連商戦盛り上がらず(日経)
▽ハイデ日高(7611)、3~5月期営業益11億円のもよう 人件費高でも最高益(日経)
▽パナソニック(6752)、投映照明向け映像コンテンツ制作(日経)
▽印首相、ファストリ(9983)のユニクロの印進出を歓迎 柳井会長と会談(各紙)
▽ワタミ(7522)、農業法人通じ農地取得 直営農場20年で2倍に(日経)
▽住友商(8053)、東南アで衣料ネット通販 日本ブランドを輸出(日経)
▽伊藤ハ(2284)、高級和牛を欧州に輸出 日本食人気受け(日経)
▽台湾・鴻海、米で東芝(6502)・三菱電(6503)などを提訴「液晶特許侵害」(日経)
▽東芝、英原発3基を24年に稼働 現地政府、早期操業を望む(日経)
▽ヤフー(4689)、カード参入 「KC」の一部事業を買収(各紙)
▽三菱ケミHD(4188)傘下の三菱化学、機能性樹脂を海外で増産 米中など(日経)
▽日立造(7004)、工場の電気代を抑制する制御システムを開発(日経)
▽ニトリHD(9843)、3~5月期3年連続で営業益最高のもよう(日経)
▽パルコ(8251)、3~5月期純利益4%増の16億円 改装で集客力高まる(日経)
▽リンテック(7966)、4~6月期営業益2割増の40億円弱の見通し(日経)
▽グリー(3632)、社債発行登録枠を初めて設定 2年間で200億円(日経)
▽盟和産(7284)、19年3月期営業益6億円に 海外事業を強化(日経)
▽小津産業(7487)、14年5月期純利益60%増の3億4000万円 美容マスク好調(日経)
▽JBR(2453)、14年9月期の最終赤字1億円(日経)
▽Dダイニング(3073)、15年2月期純利益60%増の2億6800万円(日経)
▽戸田建(1860)、5年ぶり自社株買い 発行済み株式数の2.57%を上限(日経)
▽三井造(7003)、米社から分解炉受注 エチレンプラント向け(日刊工)



東証大引け、小幅反発 終値1万5308円、手掛かり難で膠着

26日の東京株式市場で日経平均株価は小反発。終値は前日比41円88銭(0.27%)高の1万5308円49銭だった。前日の米株高を好感して、買いが先行したものの、新規の買い材料に乏しく1万5300円台を挟んで膠着が続いた。
 朝方は買いが先行した。前日の米株式市場でダウ工業株30種平均が3営業日ぶりに反発。ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は2000年4月以来14年2カ月ぶりの高値となったことで、東京市場ではこれを好感して買いが先行した。ただ、新規材料に乏しかったことに加え、テクニカル面での過熱感が意識され、上値は限られた。あす27日には5月の全国消費者物価指数(CPI)など統計発表が集中することもあって投資家の様子見姿勢が強まった。日経平均の値幅(安値と高値の差)は66円にとどまった。JPX日経インデックス400、東証株価指数(TOPIX)はともに小幅反発。業種別TOPIXでは「金属製品」、「電気・ガス業」の上昇が目立った一方で、朝方から「ゴム製品」は下落した。東証1部の売買代金は概算で1兆7340億円と、売買活況の節目とされる2兆円を4営業日連続で下回った。売買高は19億8153万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は863、値下がり銘柄数は746、変わらずは203だった。アイフル、ソフトバンク、ケネディクス、日立が上昇。前日に「究極のエコカー」とされる燃料電池車(FCV)を2014年度中に日本で発売すると発表したトヨタは終値ベースで20日以来となる6000円台を回復。燃料電池関連として岩谷産が一時制限値幅の上限(ストップ高)まで買われる場面があった。半面、きょうが配当落ち日となったキヤノン、ブリヂストンが売られた。三井不、野村も小幅に下落した。東証2部株価指数は小幅反発。Jトラスト、加地テック、長野日無が買われた。昨日上場したOATアグリは大幅上昇。一方、朝日インテク、象印は下落した。




新興株26日、ジャスダックは続落、ミクシィは軟調

26日の新興企業向け株式市場で、日経ジャスダック平均株価は続落した。大引けは前日比4円00銭(0.19%)安い2155円23銭だった。このところの新興株の上昇で短期的な過熱感が意識され、利益確定売りが出た。ジャスダック市場の売買代金は概算で1013億円、売買高は1億6372万株だった。主力銘柄で構成するJASDAQ―TOP20は3日ぶり反発した。日本通信や日本マイクロ、ソフトフロンは下落した。一方、ガンホーやDWTI、ブロッコリーが上昇した。東証マザーズ指数は続落した。大引けは前日比2.82ポイント(0.31%)安い915.03だった。1株を5株にする分割の権利落ち日を迎えたミクシィは、基準値比で8%下げた。サイバダインも後場に一段安となり、相場全体の重荷となった。ほかにも、フリークアウやアプリックスが売られた。一方で、ユーグレナやワイヤレスG、AMIは上昇した。

2014.06.25.Wed.16:13
25日 5月の企業向けサービス価格指数――1~3月期の米GDP
25日は5月の企業向けサービス価格指数、外食売上高などが発表される予定だ。IPO関連では、OATアグリオ(4979*J)が東証2部に、ポバール興業(4247*J)が名証2部に上場する。
 海外では、5月の米耐久財受注額、1~3月期の米実質国内総生産(GDP)確定値などが発表される予定だ。

【予定】(時間は日本時間、予定は変更される可能性がある)
▽8:50 5月の企業向けサービス価格指数(日銀)
▽14:00 5月の外食売上高(日本フードサービス協会)
▽その他 株主総会=三菱ケミHD、野村、西武HD
     東証2部上場=OATアグリオ
     名証2部上場=ポバール興業
▽海外  5月の米耐久財受注額(21:30)
     1~3月期の米実質国内総生産(GDP)確定値(21:30)
     米エネルギー省の石油在庫統計(週間、23:30)





今日の株価材料(新聞など・25日)トヨタ、車載機器でグーグルと連携
▽24日の米ダウ平均、続落 前日比119ドル安 利益確定売りで
▽24日のNY円、1ドル=101円90~102円00銭 前日から横ばい

▽成長戦略、実行段階に 首相「好循環、力強く」(日経)
▽法人税改革、減税先行で 政府税調「財源 広く薄く」(日経)
▽トヨタ(7203)、車載情報システムでグーグル陣営に参加(日経)
▽イー・ギャラ(8771)、中国向け輸出債権保証 日本企業向け(日経)
▽冷蔵 賞味期限30日以上 マルハニチロ(1333)は仏社と提携 フジッコ(2908)は売上高3倍に(日経)
▽パイオニア(6773)、AV機器事業でオンキヨー(6628)と統合交渉を発表(日経)
▽ヤマダS×L(1919)、玄関で指静脈認識(日経)
▽アプリックス(3727)、アイフォーンで決済 店頭端末で読み取り(日経)
▽LINEアプリ、ダウンロード世界で10億件突破(日経)
▽千代建(6366)、無人ヘリで資材管理 プラント用で人手最大3分の1に(日経)
▽タカラバイオ(4974)、iPSから心筋細胞製造 京大発ベンチャーと(日経)
▽日立(6501)、風力発電用一括サービス 資金調達や機材運用・保守(日経)
▽東芝(6502)、ビッグデータ迅速解析対応のデータベース(日経)
▽Jディスプレ(6740)、日の丸液晶自立へ試練 低コスト生産で反攻(日経)
▽丸紅(8002)、ポルトガルの水事業最大手を買収 革新機構と 100億円(日経)
▽日産自(7201)、「軽」を自社生産 国内100万台確保(日経)
▽京セラ(6971)、税引き前利益2000億円に 18年3月期メドに スマホ向け部品拡販(日経)
▽サマンサJP(7829)、3~5月は営業最高益 品ぞろえ拡充・CM寄与(日経)
▽伊藤忠(8001)と丸紅(8002) 買収の食料企業が増益 今期の収益下支え(日経)
▽東燃ゼネ(5012)、コスト削減 事業再編で200億円規模 来期までに(日経)
▽キリン堂(2660)、3~5月は純利益16%減(日経)
▽3DM(7777)、公募増資で62億円を調達(日経)
▽みずほFG(8411)、株主総会で暴力団融資問題紛糾(毎日)





東証大引け、3日ぶり反落 海外株安受けて利益確定売り優勢

25日の東京株式市場で日経平均株価は3営業日ぶりに反落した。終値は前日比109円63銭(0.7%)安の1万5266円61銭と、この日のほぼ安値で取引を終えた。前日の米国や25日のアジア諸国・地域の株式相場が軟調に推移したことを受け、日本株にも利益確定を目的とした売りが優勢だった。日本株の先高観を背景にした買いが相場を支える一方、大引けにかけては手じまい売りが増えて相場を押し下げた。朝方から日本株には売りが先行した。前日の米ダウ工業株30種平均は前の日から100ドル超下落。ニューヨーク原油先物相場が25日の時間外取引で上昇するなど、混迷するイラク情勢を背景にした地政学的なリスクが高まっているとの見方が浮上したことも日本株の売りにつながった。東証1部の騰落レシオが高水準を保つなど、テクニカル分析からみた高値警戒感が意識されている。株価指数先物の売りに連動する形で、ファストリやソフトバンクなど日経平均への寄与度が高い値がさ株に売りが出て、相場を押し下げた。午後に日経平均は安値圏で膠着感を強めた。上海などアジア諸国・地域の株安が相場の重荷となった。半面、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)など公的年金による買いが続くとの思惑は根強く、売り買いが交錯する場面があった。JPX日経インデックス400は反落。前日比70.95ポイント(0.6%)安の1万1472.04だった。東証株価指数(TOPIX)も反落し、7.67ポイント(0.6%)安の1260.83だった。商いは閑散。東証1部の売買代金は概算で1兆6325億円と、11日(1兆6308億円)以来の少なさだった。売買高は18億1281万株で、東証1部の値下がり銘柄数は全体の7割にあたる1286、値上がり銘柄数は412、変わらずは117だった。個別銘柄では、値がさ株のなかでファナック、京セラなども下落した。トヨタやホンダといった自動車株も総じて安いほか、三菱UFJなどの大手銀行株も下げた。午後にユーグレナとの共同研究契約の締結を発表したいすゞは材料出尽くしから売りが膨らんだ。一方で、日東電が上昇。医療関連分野の業績拡大を期待した買いが入り、日経平均に対するプラスの寄与度ランキングで首位に立った。スズキなどが買われたほか、清水建は年初来高値を付ける場面もあった。東証2部株価指数は3営業日ぶりに反落。Jトラストや長野日無、理経などが安い。半面、瑞光や象印、朝日インテクが高い。



新興株25日、ジャスダックは反落 米株安で主力に利益確定売り

25日の新興企業向け株式市場で、日経ジャスダック平均株価は3営業日ぶりに反落した。大引けは前日比17円04銭(0.78%)安の2159円23銭だった。前日の米株式相場の下落や足元の相場の過熱感を受け、通信やロボットなどの新興市場の主力銘柄に利益確定の売りが出た。ジャスダック市場の売買代金は概算で1496億円、売買高は2億26万株。主力銘柄で構成するJASDAQ-TOP20は続落。日本通信や菊池製作、日本マイクロなど幅広い銘柄が下落した。ソフトフロンやアズジェント、テリロジーは上昇した。東証マザーズ指数は3営業日ぶり反落。大引けは前日比20.87ポイント(2.22%)安の917.85だった。ユーグレナやナノキャリア、サイバダインが下落した。タカラバイオやミクシィ、UBICは上昇した。きのうマザーズに新規上場したフリークアウは公開価格の3.5倍となる7000円で初値を付け、近い水準の7030円で取引を終えた。

2014.06.23.Mon.11:50
23日 パソコン国内出荷実績――中国PMI、ユーロ圏PMI
23日は5月の電力需要実績、5月のパソコン国内出荷実績、全国スーパー売上高などが発表される予定のほか、榊原経団連会長が記者会見を行う。IPO関連では、VOYAGE GROUP(3688*J)の公募・売り出し(公開)価格が決定する。
 海外では、6月のHSBC中国製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値、6月のユーロ圏PMI速報値などが発表される予定だ。

【予定】(時間は日本時間、予定は変更される可能性がある)
▽11:00 5月の電力需要実績(電気事業連合会)
▽13:00 林田鉄連会長が記者会見
▽14:00 5月のパソコン国内出荷実績(電子情報技術産業協会)
     5月の全国スーパー売上高(日本チェーンストア協会)
     木村石油連盟会長が記者会見
▽15:00 経済同友会主催の懇談会で黒田日銀総裁が講演(都内)
▽15:30 榊原経団連会長が記者会見
▽海外  6月のHSBC中国製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値
     シンガポールの5月消費者物価指数(CPI)
     6月の仏PMI速報値(16:00)
     6月の独PMI速報値(16:30)
     6月のユーロ圏PMI速報値(17:00)
     6月の米製造業PMI速報値(マークイットまとめ、22:45)
     5月の米中古住宅販売件数(23:00)






今日の株価材料(新聞など・21~23日)米ダウ平均が過去最高値
▽20日の米ダウ平均、6日続伸し過去最高値 ナスダックは14年ぶり高値
▽円、1ドル=102円ちょうど近辺に小幅下落
▽ウクライナ大統領、停戦命令 ロシア大統領、交渉呼びかけ
▽イラク武装組織がシリア、ヨルダン国境部を制圧

▽仏アルストム取締役会、提携先を米GEに決定 来年完了へ(日経)
▽楽天(4755)、電気代にポイント マンション契約向け、長谷工(1808)と組む
▽「9月までに消費回復」76% 社長100人アンケート、「中国の減速懸念」57%(日経)
▽政投銀と3メガ銀、ミツカンの米事業買収で2200億円協調融資(日経)
▽電子債権、初の日銀担保 三菱商(8058)向け協調融資分(日経)
▽ぐるなび(2440)、来店客にアプリで特典 来月から(日経)
▽ソニー(6758)、米で和解合意 オンラインゲーム、個人情報流出で集団訴訟(日経)
▽新日鉄住金(5401)、愛知の製鉄所で黒煙 1月に続き(日経)
▽住宅再建、独自支援13県 国制度の対象外を補う(朝日)
▽JR北海道でまた脱線 2年前にも2回(各紙)
▽JR東日本(9020)などJR3社、EUに市場開放 部品など約束、EPA妥結に弾み(読売)
▽オリックス(8591)、アーク(7873)を買収へ(NHK、以上23日)

▽日産自(7201)・ダイムラー、17年にも共同生産 メキシコで小型高級車(日経)
▽電力10社、送配電システム統一へ 16年にも 小売り、参入しやすく(日経)
▽携帯、寡占防止へ規制 総務省検討、M&Aを事前審査(日経)
▽コニカミノル(4902)、印刷コンサルの豪社買収 アジアに本格進出(日経)
▽高島屋(8233)が食品宅配 有機野菜・菓子など550品目(日経)
▽「パチンコ税」創設が浮上 政府・自民、法人税率下げ減収の穴埋め(産経)
▽三菱レイヨン、米に新工場 17年度稼働、炭素繊維を一貫生産(各紙、以上22日)

▽NISA投資1兆円 3か月で650万口座、60歳以上が65%(日経)
▽高島屋、3~5月期の営業益25%増のもよう 増税後も衣料品堅調(日経)
▽パナソニック(6752)、テレビ事業発祥の茨木工場を売却へ ハウス(1925)に(日経)
▽サッポロHD(2501)、第三のビール販売中止 酒税116億円を追加納付へ(日経)
▽改正会社法が成立 社外取締役の選任促す 複数化が今後の焦点(日経)
▽派遣期間、上限撤廃先送り 有期雇用延長も継続審議(各紙)
▽6月月例報告、個人消費の判断引き上げ 5か月ぶり 百貨店・スーパー回復(日経)
▽成長戦略、リニア大阪開業は明記せず 財源メド立たず(日経)
▽イラク武装組織、勢力拡大 米は軍事顧問団派遣、空爆は見送り(各紙)
▽ウクライナ停戦、親ロ派なお反発 和平計画発表(各紙)
▽缶コーヒー、ボトルで反攻 清涼飲料大手、コンビニいれたてと競う(日経)
▽日産自、女性向け店舗700店に拡大 キッズスペース拡充(日経)
▽セブン&アイ(3382)傘下のそごう・西武、来月11日から秋物販売 冷夏見込み前倒し(日経)
▽JFE(5411)傘下のJFEエンジニアリング、月内にアジアのプラント買収 海外部門を強化(日経)
▽グリコ(2206)、「ポッキー」タイで増産 能力2割引き上げ、東南アジア取り込み(日経)
▽日立(6501)、原子力の売上高目標4割減に修正 20年度2200億円(日経)
▽三菱日立パワーシステムズと特殊陶(5334)、燃料電池量産で提携 発電向け(日経)
▽東エレク(8035)、株主総会で米社との統合承認 半導体の巨人始動(日経)
▽カネカ(4118)、マレーシア工場に400億円 高機能素材を増産へ(日経)
▽5月の輸出船契約、52%減 2か月ぶりマイナス(日経)
▽ソフトバンク(9984)、電力・携帯セット販売も 小売り全面自由化で(日経)
▽デジカメ、損益悪化に歯止め 大手7社の今年度、高付加価値品にシフト(日経)
▽TDK(6762)、今期コスト250億円削減へ 中国の工場集約(日経)
▽西松屋チェ(7545)、3~5月の税引き利益2%減 増税で実質値下げ響く(日経)
▽洋インキHD(4634)、17年3月期末の負債資本倍率を0.25倍に 財務強化(日経)
▽三井物(8031)、14年3月期の純利益3500億円 国際会計基準で(日経)
▽サントリBF(2587)、26日に初の普通社債 2本発行で400億円調達(日経)
▽ストックオプション付与、1~5月は178社に 6年ぶり高水準(日経)
▽武田(4502)、京大の高血圧臨床研究に組織的関与 第三者機関調査(各紙)
▽新日鉄住金、鉄鉱石輸入に巨大貨物船 ブラジルから、コスト削減期待(読売、以上21日)




東証大引け、小反発し5カ月ぶり高値 米株高や中国指標を好感

23日の東京株式市場で日経平均株価は小幅に反発した。終値は前週末比19円86銭(0.13%)高い1万5369円28銭となり、1月29日以来約5カ月ぶりの高値を付けた。前週末20日に米株式市場でダウ工業株30種平均が過去最高値を更新したことや、朝方の外国為替市場で円相場が1ドル=102円台前半とやや円安・ドル高水準で推移したことが追い風となった。前場中ごろに英金融情報会社マークイットが発表した6月のHSBC中国製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値が景気判断の境目となる50を6カ月ぶりに上回ったことも、投資家の買い意欲を支えた。ただ、総じて上値は重く、午後は売りに押されて下げに転じる場面が目立った。相場の過熱感を判断する指標である騰落レシオ(東証1部、25日移動平均)は前週末に150%を超えた。120%以上が「天井圏」の目安とされており、買われすぎへの警戒から高値圏では利益確定売りが優勢となった。週内に政府が新たな成長戦略を発表する見通しのため、投資家の様子見姿勢が強まった。取引終了間際はもみ合い、方向感に欠ける展開となった。JPX日経インデックス400は続落。前日比9.33ポイント(0.08%)安の1万1537.06だった。東証株価指数(TOPIX)も続落し、前日比1.44ポイント(0.11%)安の1267.48だった。東証1部の売買代金は概算で1兆8216億円と活況の目安となる2兆円を3営業日ぶりに下回った。売買高は19億6016万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は929、値下がり銘柄数は715、変わらずは171だった。商社株が買われ、三井物は約3カ月半ぶりに年初来高値を更新した。ゴールドマン・サックス証券が強気な投資判断を示したオリンパスは5年10カ月ぶりの高値を付けた。ファストリやファナック、NTTデータなど値がさ株も高かった。一方、ソフトバンクやKDDIなど情報・通信株が安かった。ホンダやトヨタなど自動車株も売られた。東証2部株価指数は反発。Jトラストや朝日インテク、インテリクスが上昇した。半面、FDKや田淵電、MKIが下落した。




新興株23日、ジャスダックは反発 ロボットやネット関連に買い 

23日の新興企業向け株式市場で、日経ジャスダック平均株価は3日ぶりに反発した。大引けは前週末比8円49銭(0.39%)高の2167円66銭だった。東証1部の主力銘柄の一角が後場に入って伸び悩んだことで「値動きの軽い新興株に資金が流れやすい状況になった」(国内証券)との見方が多かった。ロボットのほかゲームやインターネットなどの関連銘柄をはじめ幅広い銘柄に買いが広がり、個人投資家の物色意欲は旺盛だった。ジャスダック市場の売買代金は概算で1040億円、売買高は1億5411万株だった。主力銘柄で構成するJASDAQ―TOP20は3日ぶりに反発した。日本通信や日本マイクロ、ガンホーが上昇した。半面、カルナバイオやマクドナルド、Dガレージは下落した。東証マザーズ指数は反発した。大引けは前週末比13.68ポイント(1.50%)高い926.18だった。サイバダインやユーグレナ、ムゲンEが上昇した。一方で、ミクシィやADプラズマ、ペプドリが下落した。

2014.06.21.Sat.17:29
東証大引け、4日ぶり小反落 利益確定売り、週間では5週連続上昇

20日の東京株式市場で日経平均株価は4日ぶり小反落。終値は前日比11円74銭(0.08%)安い1万5349円42銭だった。前日に約4カ月半ぶりの高値を付けたことに加え、週末で様子見ムードが強まり、当面の利益を確定する売りが優勢となった。ただ、前日の米株高や良好な米経済指標の発表など外部環境が支えとなり、下値では押し目買いの動きが多く出た。週間では日経平均は251円高となり、2013年6月17日~7月19日以来の5週連続の上昇となった。日経平均は5月19日の直近安値1万4006円から1カ月で1300円超上昇し、市場では高値警戒感も強まっている。相場の過熱感を判断するテクニカル指標である騰落レシオ(東証1部、25日移動平均)は13年5月以来、約1年ぶりに151%を付けた。120%以上が「天井圏」の目安とされており、「買われ過ぎ」が指摘されている。JPX日経インデックス400は4日ぶり反落。前日比2.42ポイント(0.02%)安の1万1546.39だった。東証株価指数(TOPIX)も4日ぶり反落し、前日比0.12ポイント(0.01%)安の1268.92だった。東証1部の売買代金は概算で2兆5968億円で、活況の目安となる2兆円を2日連続で上回った。2日連続で売買代金が2兆円を上回るのは4月上旬以来。売買高は29億5091万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は636、値下がり銘柄数は1040、変わらずは138だった。菱地所や三井不など不動産株が高かった。三菱UFJや野村など金融関連株も買われた。デンソーやガイシも上昇した。半面、第三のビールとして販売していた「極ZERO」に関連し、国税当局に116億円の酒税を追加納付する方針を決めたと昼に伝わったサッポロHDが下げた。信越化や日東電も安かった。東証2部株価指数は8日ぶり反落。田淵電や日精機が下げた。半面、JトラストやFDKが上げた。



新興株20日、ジャスダックは続落 マザーズは8日ぶり反落

20日の新興企業向け株式市場で、日経ジャスダック平均株価は続落した。大引けは前日比16円49銭(0.76%)安の2159円17銭だった。18日までの約1カ月間急激な上昇が続いていたことで、ゲーム関連などの銘柄が利益確定売りに押された。ジャスダック市場の売買代金は概算で932億円、売買高は1億3076万株。主力銘柄で構成するJASDAQ-TOP20も続落。日本マイクロや日本通信、ガンホーなどが下落した。半面、カルナバイオやいちごHD、ソフトフロンは上昇した。東証マザーズ指数は8日ぶり反落。大引けは前日比17.08ポイント(1.84%)安の912.5だった。サイバダインやFスターズ、ディディエが下落した。ユーグレナやミクシィ、ムゲンEは上昇した。

2014.06.18.Wed.15:17
18日 QUICK短観、日銀議事要旨――米経常収支、FRB議長会見
18日はQUICK短観、5月の貿易統計、日銀金融政策決定会合議事要旨などが発表される予定のほか、1年物国庫短期証券〔460回債〕の入札が行われる。IPO関連では、ムゲンエステト(3299*J)が東証マザーズに上場するほか、メドピア(6095*J)の公募・売り出し(公開)価格が決定する。
 海外では、5月の中国主要70都市住宅価格、1~3月期の米経常収支などが発表される予定のほか、日本時間19日3:00に米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表、イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長の会見が行われる。

【予定】(時間は日本時間、予定は変更される可能性がある)
▽8:50 5月の貿易統計(財務省)
     日銀金融政策決定会合議事要旨(5月20~21日開催分)
     1~3月期の資金循環統計(日銀)
▽10:20 1年物国庫短期証券〔460回債〕入札
▽14:15 寺門地銀協会長が記者会見
▽14:30 5月の全国百貨店売上高(日本百貨店協会)
     稲野日証協会長が記者会見
▽その他 マザーズ上場=ムゲンエステート
▽海外  5月の中国主要70都市住宅価格
     タイ中央銀行金融政策委員会
     英中銀の金融政策委員会議事録(4~5日開催分、17:30)
     1~3月期の米経常収支(21:30)
     米エネルギー省の石油在庫統計(週間、23:30)
     米連邦公開市場委員会(FOMC)結果発表(19日3:00)
     イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長会見(19日3:30)
     3~5月期決算=フェデックス





今日の株価材料(新聞など・18日)G20、巨大銀に新たな資本規制検討
▽17日のダウ、前日比27ドル高で続伸 原油先物相場下落を好感
▽17日のNY円、1ドル=102円10~20銭 30銭円安・ドル高

▽政府、共通番号で医療費抑制 マイナンバーで投薬など管理(日経)
▽車7社、研究開発投資は過去最高に 今期2.4兆円、環境・ITに重点投資(日経)
▽三菱重(7011)、仏に拠点 調達や開発でアルストムと協力、仏で最大2000人を新規雇用(日経)
▽海外展開する日本企業、二重課税7社に1社 中国・インドなど多く 経産省調べ(日経)
▽巨大銀に新たな資本規制、G20で破綻時に備え検討 税金の投入回避へ 3メガ、数兆円の積み増しも(日経)
▽消費財、生産が回復 ビール・ワイン5月以降伸び(日経)
▽イラク緊迫、日本企業に影 円借款事業が武力勢力下に(日経)
▽政府、再生エネに買い取り上限検討 電気料金の上昇抑制(日経)
▽第一生命・渡辺社長「今後も海外M&A」(日経)
▽日本取引所、11月からJPX日経400連動先物の取引開始(日経)
▽在宅医療、常時見守り パラベッド(7817)、ベッドが脈拍計測 テルモ(4543)、医師と血糖値共有(日経)
▽JR東日本(9020)、「駅近」に保育施設100カ所 沿線の魅力向上(日経)
▽マンション販売、首都圏5月は13%減でマイナス続く 契約率はなお「堅調」水準(日経)
▽アルパイン(6816)、富士通テンとカーナビのソフトを共同開発 通信を強化(日経)
▽三菱商(8058)、地下鉄126両 トルコで受注(日経)
▽ニコン(7731)、M&Aに3年で2000億円 医療機器など育成(日経)
▽東芝(6502)など、パラグアイで水力発電設備を受注 80億円(日経)
▽大京(8840)、台湾の投資家に都心マンション(日経)
▽神戸鋼(5406)、鋼材事業は今期100億円の黒字に コスト削減寄与(日経)
▽丸井G(8252)、自己資本利益率(ROE)6%以上に 17年3月期目標(日経)
▽ツルハHD(3391)、今期は純利益過去最高 6期連続 PB拡販と積極出店で(日経)
▽菊池製作(3444)、14年4月期29%の最終増益 補助金など計上(日経)
▽中堅紡績3社、今期は繊維事業が改善 構造改革が寄与(日経)
▽JUKI(6440)、新株予約権で44億円調達(日経)
▽日立造(7004)、4~6月に31億円の特別利益(日経)
▽鉄鉱石スポット一段安、豪増産などで1年9カ月ぶり水準(日経)
▽カジノ法案きょう審議入り 今国会での採決は見送り(朝日)




東証大引け、続伸 1万5000円台回復、米株高・円高一服で

18日の東京株式市場で日経平均株価は続伸した。終値は前日比139円83銭(0.93%)高の1万5115円80銭と、3営業日ぶりに1万5000円の大台を回復した。前日の米株高や外国為替市場での円高一服を好感した買いが優勢だった。日経平均先物に断続的な買いが入ったことも相場を押し上げた。日経平均への影響が大きい値がさ株をはじめ幅広い銘柄が上昇した。東証1部の値上がり銘柄数は全体の7割超にあたる1273銘柄だった。17日の米株式市場で、ダウ工業株30種平均は3日続伸した。緊迫するイラク情勢を背景にした原油高が一服しつつあることを受けて、投資家心理が改善したことが相場を下支えした。この流れを受け、朝方から日本株にも買いが先行した。相場が堅調に推移していることで、後場に入ってからは日経平均先物に断続的な買いが増えた。日経平均の寄与度が大きいファストリやソフトバンク、ファナックといった値がさ株に裁定取引に絡んだ買いが入り、日経平均は一時前日比で160円超まで上げ幅を広げた。円相場が1ドル=102円台前半で円安・ドル高がやや進んだ場面では、トヨタやパナソニックなど主力の輸出関連株の買いも増えた。一方で、積極的に相場の上値を追う動きは限られた。日本時間19日未明には米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果が公表されるほか、イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長の記者会見も予定されている。米金融政策の行方を見極めるために様子見ムードも強く、手じまい売りが出たことも相場の重荷となった。JPX日経インデックス400は続伸し、前日比90.35ポイント(0.80%)高の1万1365.37。東証株価指数(TOPIX)も続伸し、10.95ポイント(0.88%)高い1249.15で取引を終えた。東証1部の売買代金は概算で1兆7971億円、売買高は18億7722万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は410、変わらずは131だった。新高値銘柄数は143で、3日(152銘柄)以来の多さだった。値がさ株のほか、野村や大和など証券株が上昇。銀行株は三菱UFJや三井住友FGなどのメガバンクに加え、出遅れた銘柄を物色する流れに乗り千葉銀など大手地銀に年初来高値が相次いだ。一方で、ニコンやNTT、ブリヂストンなどは安い。東証2部株価指数は6日続伸。中小型株の物色も続いた。FDKや抵抗器、不二サッシなどが上昇する一方、田淵電やマミヤOP、ソディックなどが下げた。

2014.06.17.Tue.11:46
17日 マンション市場動向、トヨタ株主総会――米住宅着工件数
17日は5月の首都圏・近畿圏のマンション市場動向などが発表される予定のほか、トヨタ自動車が株主総会を開催する。また20年物国債〔6月債〕の入札が行われる。IPO関連では、OATアグリオ(4979*J)の公募・売り出し(公開)価格が決定する。
 海外では、5月の英消費者物価指数、5月の米CPI、米住宅着工件数などが発表される予定だ。

【予定】(時間は日本時間、予定は変更される可能性がある)
▽10:00 トヨタ自動車株主総会(愛知県豊田市)
▽10:30 20年物国債〔6月債〕入札
▽13:00 5月の首都圏・近畿圏のマンション市場動向(不動産経済研究所)
▽13:30 長谷川同友会代表幹事が記者会見
▽15:30 斉藤日本取引所CEOが記者会見
▽その他 閣議
▽海外  豪中銀金融政策委員会の議事録(10:30)
     5月の英消費者物価指数(CPI、17:30)
     6月の欧州経済研究センター(ZEW)独景気予測指数(18:00)
     国際ショッピングセンター協会(ICSC)・ゴールドマン・サックス・チェーンストア売上高(週間、20:45)
     5月の米CPI(21:30)
     5月の米住宅着工件数(21:30)
     3~5月期決算=アドビ・システムズ





今日の株価材料(新聞など・17日) 政府が成長戦略素案、持続的成長目指す
▽16日ダウ、小幅続伸 5ドル高 M&Aが支え
▽NY円、反発 1ドル=101円80銭~90銭 イラク情勢の警戒続く
▽米ヤフーが9日ぶりに反落、「アリババ」成長鈍化に警戒感
▽アルゼンチンのメルバル指数が10%安

▽年金、来年度から給付抑制 厚労省、物価下落でも減額 制度持続へ法改正検討(日経)
▽三菱重(7011)、発電事業で3合弁 仏アルストムに提案、本体に10%出資(各紙)
▽セブン&アイ(3382)、「セブンイレブン」ドバイに進出 中東初の日系コンビニ 来夏、3年で100店(日経)
▽政府が成長戦略素案、持続的成長目指す 首相「政策やり抜く」(各紙)
▽海外子会社からの配当、一部課税を検討 政府(日経)
▽仮想試着で通販拡大 Uアローズ(7606)、手持ちの服とサイズ比較(日経)
▽JAL(9201)、訪日向け無料Wi―Fiをサイトで発行 NTT東と提携(日経)
▽ファミリーM(8028)、総菜拡充 レジ横販売、働く女性に照準(各紙)
▽ソフトバンク(9984)、15年3月期の米事業の営業黒字1000億円へ スプリント合理化(日経)
▽大成建(1801)、エネルギー自給自足のビルを20年メドに実用化(日経)
▽三菱自(7211)、PHV効率生産 岡崎工場、コスト3割減(各紙)
▽吉野家HD(9861)傘下のどん、海外人材の育成講座 修了者は執行役員待遇に(日経)
▽ブリヂストン(5108)、モータースポーツ事業の戦略見直し 地域大会に軸足、ブランド発信は五輪で(日経)
▽住友商(8053)、UAEで火力権益を200億円で売却 投資効率を改善(日経)
▽パナソニック(6752)、介護関連事業を倍増 19年3月期に500億円(日経)
▽テンプHD(2181)やリクルート系、障害者の雇用支援拡大 営業担当を大幅増員(日経)
▽三井物(8031)と三菱レイヨンが合弁 米でアクリル樹脂原料生産(各紙)
▽ITサービスの今期営業益、NEC(6701)など3社、2ケタ増 官民の投資需要伸びる(日経)
▽伊藤忠(8001)、ROE15%に 初の目標、非資源の利益拡大 自社株買いも(日経)
▽あさひ(3333)、3~5月期税引き益31%増 増税後も販売堅調(日経)
▽カプコン(9697)、買収防衛策の継続否決(各紙)
▽リョービ(5851)、純現金収支黒字に 15年3月期、4年ぶり(日経)
▽グリコ(2206)、15年3月期に特別利益119億円(日経)
▽IHI(7013)、東南アジアで環境対策 パーム油古木を燃料に 国際農水研センターと提携(日刊工)




東証大引け、反発 米株高や円高一服を好感、様子見姿勢は強い

17日の東京株式市場で日経平均株価は反発。終値は前日比42円68銭(0.29%)高い1万4975円97銭だった。前日の米株式市場でダウ工業株30種平均が小幅続伸したことや、外国為替市場での円高一服が投資家の買い意欲を支え、日経平均は前日に割り込んだ心理的節目の1万5000円を上回る場面があった。ただ、18日まで米連邦公開市場委員会(FOMC)が開かれることから様子見姿勢は強く、午後は上げ幅を縮小した。政府が前日にまとめた成長戦略の素案は「目新しい内容はない」との見方が多かった。売り材料にはならなかったものの、「市場で改めて評価されることはなく、上値を追うための新たな買い材料にはならなかった」(東洋証券の大塚竜太ストラテジスト)との声があった。この日は日経平均の高値と安値の値幅が78円と膠着感が強い展開。日経平均の将来の変動の大きさを予測する「日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)」は低下が続いており、約1年半ぶりの低水準となる18.45を付けた。東証1部の騰落レシオ(25日移動平均)は、3営業日連続で130%を超えており、「買われすぎ」となっている。JPX日経インデックス400は反発。前日比37.01ポイント(0.33%)高の1万1275.02だった。東証株価指数(TOPIX)も反発し、前日比3.52ポイント(0.29%)高の1238.20だった。東証1部の売買代金は概算で1兆7575億円で、活況の目安となる2兆円を下回った。売買高は16億7982万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1219、値下がり銘柄数は488、変わらずは107だった。新株の発行価格が想定を上回った三井不は5%高で引けた。ファナックや京セラなど値がさ株も買われた。半面、中国の電子商取引最大手アリババ集団の利益率が足元で鈍化していることが判明したため、34.3%の株式を保有するソフトバンクは売られ、終値は2%安だった。アステラスやクレディセゾンも下げた。東証2部株価指数は下げる場面があったが、終値で5日続伸した。田淵電やソディック、朝日インテクが上昇した。半面、JトラストやFDK、石井表記が下落した。





新興株17日、ジャスダック続伸 ミクシィは売買代金首位

17日の新興企業向け株式市場で、日経ジャスダック平均株価は5日続伸した。終値は前日比6円18銭(0.29%)高の2153円26銭だった。個人投資家の資金余力が改善する中、バイオ関連株など値動きの軽い銘柄を中心に買いが入った。一方、東証1部市場は堅調な値動きとなり、新興市場銘柄に換金売りが出たことは相場の上値を抑えた。ジャスダック市場の売買代金は概算で1168億円、売買高は1億2361万株だった。主力銘柄で構成するJASDAQ―TOP20は反発した。日本マイクロやガンホー、テラは上昇した。半面、日本通信や菊池製作、クルーズは下落した。東証マザーズ指数は5日続伸した。終値は前日比16.73ポイント(1.87%)高の911.38だった。ミクシィは制限値幅の上限(ストップ高水準)まで上昇し、2007年12月以来の高値(株式分割考慮後)を付けた。売買代金はソフトバンクを上回り、全市場で首位となった。サイバダインやユーグレナも上昇した。ディディエやメドレックス、エナリスは下落した。

2014.06.11.Wed.09:33
11日 4~6月期法人企業景気予測調査―5月の企業物価指数
11日は内閣府が4~6月期法人企業景気予測調査を、日銀が5月の企業物価指数を発表する。その他、党首討論などが行われる予定。
 海外では、5月の米財政収支などが発表される予定だ。

【予定】(時間は日本時間、予定は変更される可能性がある)
▽8:50 4~6月期法人企業景気予測調査(内閣府)
     5月の企業物価指数(日銀)
▽10:20 2カ月物国庫短期証券〔458回債〕入札
▽11:00 5月の中古車登録台数(自販連)
▽その他 党首討論
     2~4月期決算=東京ドーム
▽海外  4月のマレーシア鉱工業生産指数
     石油輸出国機構(OPEC)総会(ウィーン)
     米エネルギー省の石油在庫統計(週間、23:30)
     5月の米財政収支(12日3:00)




今日の株価材料(新聞など・11日)ダウ、4日連続で最高値更新
▽米ダウ、2ドル高で終了 4日連続で最高値更新
▽NY円、1ドル=102円30銭~40銭で終了

▽介護・車整備に外国人 技能実習拡充 政府、家事支援も特区で受け入れ(各紙)
▽セブン&アイ(3382)、14年3~5月期の営業最高益のもよう 増税後も堅調(日経)
▽労働時間規制の適用除外 政府が年収下限1000万円台で最終調整(各紙)
▽混合診療、首相が新制度指示 審査縮め負担軽く 16年度にも導入(各紙)
▽2014年上期のヒット商品番付 格安・高額どっちもヒット(日経)
▽農業を5年で集中改革 政府・与党、JA全中の縮小決定 企業参入なお制約(各紙)
▽経産省研究会「収益向上へ事業再編を」 法人減税にらみ提言(日経)
▽高級車、北米へ走る アルファロメオ再参入 トヨタ(7203)「レクサス」小型のSUV(日経)
▽マツダ(7261)、デミオに新エンジン ディーゼル燃費30キロ前後(各紙)
▽イオン(8267)など 大衆薬ネット販売拡大 改正薬事法あすから(日経)
▽ソフトバンク(9984)、通話定額受付延期 26日から割引に合わせ開始(日経)
▽良品計画(7453)、3~5月期営業益8%増の62億円のもよう(日経)
▽衣料・日用品・食品の値上げ広がる 無印良品、単価引き上げへ(日経)
▽九州電(9508)、集合住宅へ割安供給 新電力の攻勢に対抗(日経)
▽洋ゴム(5105)、3年間で1300億円投資 海外の生産増強(各紙)
▽富士通(6702)、M&Aに1000億円 携帯事業を継続(各紙)
▽日立(6501)、自治体用クラウドを提供へ 医療・介護の利用者情報を共有(日経)
▽旭硝子(5201)、ブラジルに工場 16年までにフル生産 液晶向けが課題(日経)
▽JR3社の今年度、新幹線客数最高更新へ 観光・訪日客増える(日経)
▽ダイエー(8263)、夏向け商品2割値下げ こだわり総菜は高め(日経)
▽三菱重(7011)のエネルギー・環境部門、18年度の営業益倍増を目標(日経)
▽ミサワ(3169)、2~4月期の経常益過去最高 3倍の2億7000万円のもよう(日経)
▽Drシーラボ(4924)、13年8月~14年4月期純利益6%増の33億円(日経)
▽LIXILグ(5938)、15年3月期のリフォーム事業 営業益1割増の見通し(日経)
▽ビックカメラ(3048)、CBで150億円調達 システム投資や借入金返済(日経)
▽Rフィールド(2910)、15年4月期純利益19%増の11億円の見通し(日経)
▽東建コーポ(1766)、14年4月期経常利益2%減の95億円 労務費上昇響く(日経)
▽サトウ食品(2923)、15年4月期単独税引き利益2.2倍の5億8000万円(日経)
▽舛添知事方針 五輪会場の計画見直しへ 建設コストの高騰で(各紙)
▽政府、成長戦略の骨子案発表 雇用や医療の規制緩和を掲げる(各紙)
▽東電(9501)、火力発電所の設計を国際入札へ 最大10基 自前主義から転換(読売)
▽富士重(7270)社長インタビュー「初のプラグインHV、18年に北米で発売」(毎日)
▽大陽日酸(4091)、ヘリウムの生産再開 米で年600万m3(日刊工)

2014.06.10.Tue.22:29
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