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2014.12.10.Wed.16:35
東証大引け、大幅続落 2週ぶり安値、SQ前の先物売りで下げ加速

10日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に続落した。前日比400円80銭(2.25%)安の1万7412円58銭で終え、11月27日以来、約2週間ぶりの安値をつけた。欧米など世界的な株式相場の下落を受け、投資家心理が悪化。目先の利益をひとまず確定する目的の売りが幅広い銘柄で優勢だった。株価指数先物・オプション12月物の特別清算指数(SQ)算出を12日に控え、先物に出た持ち高調整の動きが下げに拍車を掛け、日経平均の下げ幅は一時500円を超えた。大統領選出を巡る混乱が懸念されるギリシャの株式相場などが大幅安となり、9日の欧米株式相場が下落。東京市場でも運用リスクを回避する雰囲気が広がった。SQを前に先物主導で下げた面もあった。日経平均オプション12月物は権利行使価格1万7500円のプット(売る権利)の建玉が比較的多い。売り方が損失回避を目的に先物へ売りを出し、現物株が連れ安した。 朝方発表の10~12月の法人企業景気予測調査など、同日発表の経済指標への反応は限られた。大引けにかけては押し目買いが入って下げ渋り、日経平均は過去1カ月の平均である25日移動平均(1万7372円12銭)を上回って終えた。JPX日経インデックス400は続落。終値は前日比285.30ポイント(2.19%)安の1万2765.54だった。東証株価指数(TOPIX)も続落し、29.26ポイント(2.04%)安の1406.83で終えた。東証1部の売買代金は概算で2兆8514億円。売買高は25億4380万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1473と、全体の約8割を占めた。値上がりは285、変わらずは90銘柄だった。主力株であるトヨタやソフトバンクが下落。ファナックなど日経平均への影響が大きい値がさ株全般に下げ銘柄が目立った。中国関連とされるコマツや日立建機が売りに押され、金融の三菱UFJやみずほFG、三井住友FGが下げた。一方、水素関連の岩谷産が上昇。投資ファンドと出資交渉を進めているスカイマークの値上がりが目立ち、キユーピーが逆行高となった。東証2部株価指数も続落。ラオックスとプロスペクトが下げ、ソディックとカネヨウが上げた。





新興株10日、ジャスダック3日続落 時価総額上位銘柄に売り

10日の新興企業向け株式市場で日経ジャスダック平均株価は3日続落した。終値は前日比7円35銭(0.31%)安の2331円04銭と、11月17日以来約3週間ぶりの安値だった。日経平均株価の下げ幅が一時500円を超えるなど東証1部の主力株が軟調に推移したため、新興市場でも時価総額上位を占める銘柄に売りが広がった。ジャスダック市場の売買代金は概算で1057億円、売買高は3億1169万株。主力銘柄で構成するJASDAQ-TOP20は続伸した。個別銘柄ではトレイダーズ、ガーラ、ADワークスが売られた。半面、ガンホーや日本通信は買われた。東証マザーズ指数は3営業日ぶりに反発した。大引け時点は前日比3.90ポイント(0.43%)高の916.54だった。UNITEDやミクシィ、CRIが上昇した。MCJやフィンテックなどは下落した。
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