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2014.12.05.Fri.16:52
東証大引け、6日続伸 7年4カ月ぶり高値 個人の買いが支え
 5日の東京株式市場で日経平均株価は6日続伸した。終値は前日比33円24銭(0.19%)高の1万7920円45銭。この日の高値圏で終え、2007年7月24日以来7年4カ月ぶり高値を付けた。前日の欧米株安を受けて朝方は利益確定売りが出たものの、次第に下げ渋り、午後に上げに転じた。下値で個人投資家の買いが入ったほか、日銀による上場投資信託(ETF)買いの思惑も相場を下支えした。円相場が前日のニューヨーク市場に続いて東京市場でも1ドル=120円台に下落し、輸出関連株の業績改善期待が一段と強まったことも支えになった。
 主力株が軒並み買われ、相場を押し上げた。トヨタは一進一退を繰り返したものの、午前に年初来の高値を付けた。傘下の資産運用大手の三菱UFJ投信と国際投信投資顧問を合併させる方針を固めたと伝わった三菱UFJが11カ月ぶりに年初来高値を更新した。日野自や日立、ファナック、ブリヂストンなども相次いで年初来高値を更新した。
 朝方は幅広い銘柄に売りが先行した。欧州中央銀行(ECB)が前日の理事会で国債購入を含む量的金融緩和の導入を見送り、前日の欧米株が下落した。10月末から急速に上げてきた日本株には短期的な過熱感が意識されていたこともあり、利益確定を目的とした売りが広がった。
 日本時間22時30分に11月の米雇用統計の発表を控える。市場では「きょうまで6連騰しており、雇用統計の結果にかかわらず週明けは利益確定売りが出る可能性が高い」(インベストラストの福永博之代表)との見方があった。

 JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は6日続伸した。
 東証1部の売買代金は概算で2兆3027億円、売買高は20億7006万株。東証1部の値上がり銘柄数は976、値下がり銘柄数は716、変わらずは156だった。
 エーザイは6%ほど上昇。ファナックと併せて日経平均を21円ほど押し上げた。一方、ファストリが終日安かった。ソフトバンクは1%超下げて始まったが、個人投資家の買いが入って下げ渋った。京セラや日揮、東エレクなどが下げた。
 東証2部株価指数は13日続伸した。ソディック、田淵電、日本プラストなどが上昇。一方、ラオックスやOak、日精機などが下落した。



新興株、年末にも2400円回復か・清水氏 IPO相次ぎ資金流入
 清水三津雄・日本アジア証券エクイティ・ストラテジスト 日経ジャスダック平均株価は今年末にも2006年5月以来となる2400円台を回復する場面がありそうだ。11日から新規株式公開(IPO)が相次ぐ。新興株市場への関心が高まり、個人投資家の資金が入りやすい。相場は売買代金を伴って上昇するとみている。2400円台の回復後も企業業績の拡大期待からさらに上値を追う展開になるだろう。
 上昇が本格化するのは14日の衆院選の投開票が終わった後になるとみている。外国人投資家が徐々にクリスマス休暇に入るため、市場の主役は個人投資家に移る。少ない元手でも手がけやすい新興市場に個人の資金が向かいそうだ。
 11日ごろまでは高値圏でのもみ合いになる可能性が高い。IPO銘柄への投資資金の捻出を目的とした換金売りが出やすいほか、このところ日経平均株価が連日で年初来高値を更新しており、投資家の視線が東証1部の主力株に向かっている面もあるからだ。
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