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2014.10.15.Wed.16:27
東証大引け、6日ぶり反発 1万5000円台回復 米株安一服を好感

15日の東京株式市場で日経平均株価は6日ぶりに反発した。終値は前日比137円01銭(0.9%)高い1万5073円52銭。この日の高値圏で取引を終え、2日ぶりに1万5000円台を回復した。米株相場の下落一服や、前日までの日本株の急落による自律反発を期待した買いが優勢となった。世界景気の先行きの不透明感は根強く、日経平均は下げに転じる場面があったが、後場は先物買いが断続的に入り、現物株相場を押し上げた。外国為替市場で円相場の上昇が一服したことも輸出関連株などの買いを誘った。JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)もそろって6営業日ぶりの反発となった。日経平均は朝方、1万5000円台を上回って始まった。前日の米株式市場でダウ工業株30種平均は小幅に下げたものの、S&P500種株価指数やナスダック総合株価指数は反発し、米株相場の下落はいったん落ち着いたとの見方が日本株の買いを誘った。14年7~9月期の決算が好調だった米半導体大手インテルが時間外取引で一段高となったことも朝方の日本株の買いを促した。半面、前場の取引時間中に発表された中国の9月の消費者物価指数(CPI)が市場予想を下回るなど、前場の引けにかけては世界景気の先行きに対する不透明感が改めて意識され、売りが強まった。前場の引け直前には一時、前日比で約20円安の1万4900円台前半まで水準を下げた。後場に入ると、再び買い優勢の展開となった。前場の引値が約2カ月ぶり安値となった前日14日の終値を下回り、いったんの底値との見方が広がって株式指数先物に買いが入った。先物への買いは小口ながら断続的となり、現物株にも買いが波及した。トヨタやファナックなどは後場に入って上げに転じ、メリルリンチ日本証券などが目標株価を引き上げたソフトバンクも後場に一段高となった。東証1部の売買代金は概算で2兆1030億円。売買高は22億9705万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1414。値下がり銘柄数は335、変わらずは83だった。個別銘柄では、JALなど空運株の上昇が際立った。エボラ出血熱の感染拡大による輸送需要の減少懸念で前日まで大きく下げた反動からきょうは終日買いが優勢となった。業種別東証株価指数(TOPIX)でも空運は5%超の上げ幅を記録した。後場に円相場がやや下落基調となったことで輸出関連株は後場に入って堅調な値動きとなり、ホンダや富士重工などが上昇した。ソニーや三菱電など電機も買われた。半面、原油先物相場の下落などを受けて資源関連株は軟調。住友商が年初来安値を付けるなど商社の一角が売られた。業種別TOPIXでも鉱業や石油の下げが目立った。旭化成も一時8%の下げとなった。東証2部株価指数も6営業日ぶりに反発した。アゼアスやラオックス、コメ兵などが上げた。半面、ソディックや日本アビオなどが売られた。




新興株15日、ジャスダック6日ぶり反発 自律反発期待の買い

15日の新興企業向け株式市場で、日経ジャスダック平均株価は6営業日ぶりに反発した。終値は前日比17円35銭(0.80%)高の2196円18銭だった。前日までの5日続落で115円近く下げたとあって、きょうは自律反発を期待した買いが優勢だった。値動きの軽い材料株やテーマ株を中心に買いが入った。もっとも市場では、買いの持続性に懐疑的な見方も多く「目先は不安定な地合いが続きそう」(水戸証券の岩崎利昭・投資情報部情報課長)との声が聞かれた。まもなく本格化する4~9月期の決算発表では「東証1部上場企業への関心が高く、新興株を物色する動きはやや衰えそう」との指摘もあった。ジャスダック市場の売買代金は概算で622億円、売買高は1億988万株。主力銘柄で構成するJASDAQ-TOP20も反発した。ガンホーや日本マイクロ、東洋合成などが上昇した。一方、TOREXや日本通信、興研は下落した。東証マザーズ指数は4営業日ぶりに反発した。大引けは前日比19.06ポイント(2.31%)高い842.69だった。前引け間際に下げに転じる場面があったが、午後に入って再び持ち直した。ミクシィやアスカネット、サイバダインが上昇。FFRI、ファーマF、NVCなどは下落した。
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