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2014.10.24.Fri.22:42
東証大引け、反発 米株高好感も上値重く 「エボラ」が不透明要因

24日の東京株式市場で日経平均株価は反発した。終値は前日比152円68銭(1.01%)高の1万5291円64銭と、10日以来2週間ぶりの高値だった。前日に発表されたユーロ圏と中国の10月の企業景況感指標の改善で投資家心理が上向き、米株高の流れを引き継いで買いが先行。日経平均の上昇幅は一時230円を超えた。ただ午前9時30分すぎ、米ニューヨークの医師にエボラ出血熱の陽性反応が出たとの報道が嫌気され、日経平均先物に売りが出て現物株の上値を抑えた。週末接近に加え、来週半ばに米連邦公開市場委員会(FOMC)などの重要行事を控えていることから次第に投資家の様子見姿勢が強まり、利益確定売りが出た。午後は前日比150円高程度の水準でもみ合う場面が増えた。東海東京調査センターの鈴木誠一マーケットアナリストは「積極的な買い材料に乏しい中で、上昇局面では実現益を確定する売りが出やすかった」と指摘した。JPX日経インデックス400は反発した。前日比96.08ポイント(0.86%)高の1万1308.95だった。東証株価指数(TOPIX)も反発し、前日比9.98ポイント(0.81%)高の1242.32だった。東証1部の売買代金は概算で1兆8760億円と活況の目安となる2兆円を2日連続で下回った。売買高は19億2575万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1149、値下がり銘柄数は552、変わらずは133だった。前日に好業績を発表した日立が商いを伴い上昇した。米国で新たにエボラ出血熱患者が発生したとのニュースで関連銘柄が幅広く物色され、富士フイルムやエアーテックなどが大きく上げた。ソフトバンクやファナック、KDDIも高かった。半面、足元で買いが続き、前日に年初来高値を更新した味の素は利益確定売りが出て下げた。前日に主力車種のリコールを発表したホンダも安かった。ソニーや高島屋も売られた。東証2部株価指数は反発した。ソディックや日本アビオが上昇した。半面、ラオックスや田淵電が下落した。



新興株、反発も次第に上値重く・船山氏 上値追いには売買代金回復が必要

船山省治・三菱UFJモルガン・スタンレー証券シニア投資アナリスト 新興企業向け市場は直近の下落からの反発局面に入っている。ただ、足元で物色の対象は今年上場した銘柄など一部に限られており、ジャスダック・マザーズ2市場合計の売買代金も2000億円を下回る日が目立つ。物色の対象が広がらず売買代金が増えてこない状況が続けば、次第に上値の重い展開になりそうだ。これから本格化する2014年4~9月期決算発表で業績が堅調な企業が多ければ、日経ジャスダック平均株価は底上げされる可能性がある。ジャスダック市場には低評価のままになっている銘柄も多い。見直し買いに加えて、業績拡大期待の大きい銘柄について上値を追う買いが集まるようなことがあれば、ジャスダック平均は年初来高値(2356円25銭)を上回りそうだ。東証マザーズ指数も、バイオやゲーム関連銘柄に成長期待が広がり、商いが盛り上がるようならば年初来高値を上回るだろう。
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