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2014.10.30.Thu.16:58
東証大引け、続伸 約3週間ぶり高値で終える 米景気に安心感

30日の東京株式市場で日経平均株価は続伸した。終値は前日比104円29銭(0.67%)高い1万5658円20銭だった。10月7日(1万5783円)以来、約3週間ぶりの高値で終えた。前日に米連邦準備理事会(FRB)が量的金融緩和第3弾(QE3)の10月末での終了を決め、米国景気が回復基調にあるとの見方が強まり、日本株は朝方から買いが優勢だった。QE3の終了決定によって外国為替市場で円売り・ドル買いが進んだ。円が対ドルでの下げ幅を広げた大引け直前に、日経平均は取引時間中としては約3週間ぶりに1万5700円を超える場面があった。前日の米国市場では、FRBが市場想定より利上げに積極的な姿勢を示したことで売りが優勢となり、ダウ工業株30種平均は反落して終わった。ただ国内市場では、このところの不透明要素とされたQE3の10月末での終了が想定通りに決まったうえ、QE3の終了が米景気の回復を印象づけ、買いが優勢となった。午前の衆院予算委員会で安倍晋三首相が年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の改革に言及したと昼休み中に伝わると、先物に小口の買いが入り、後場の現物株の買いを誘った。大引けにかけて円相場が1ドル=109円10銭台と、朝方の1ドル=109円ちょうど前後から下げ幅を広げると、輸出関連株を中心に一段と買いが広がった。前日に発表した好調な決算を受けて買われていた日立は後場に上げ幅を拡大した。半面、上値では利益確定の売りが出て、日経平均の重荷となった。後場の終盤にかけては、日銀の金融政策決定会合をあすに控えていることから様子見を指摘する声もあった。JPX日経インデックス400も続伸。前日比79.15ポイント(0.68%)高の1万1644.33だった。東証株価指数(TOPIX)も続伸。前日比8.26ポイント(0.65%)高の1278.90だった。東証1部の売買代金は概算で2兆7740億円。TOPIX浮動株比率の定期見直しを31日に控え、「修正銘柄の持ち高を調整する売買があった」(いちよしアセットマネジメントの秋野充成執行役員)ようだ。東証1部の値上がり銘柄数は917、値下がり銘柄数は806、変わらずは109だった。個別は14年4~9月期決算の好調な銘柄の上げが目立った。朝方は前日の取引終了後に好調な決算を発表したルネサスやキーエンスなどが買われた。後場の決算発表で業績の良さが確認されたHOYAは後場に上げ幅を広げた。ファストリとソフトバンクの上げも大きく、2銘柄で日経平均を50円以上、押し上げた。半面、決算内容から業績への警戒感が広がった三菱自やスカイマークなどが売られた。東証2部株価指数は5日ぶりに反落した。前場の寄りつきや引けでは前日の水準を上回ったが、大引けにかけて軟調になった。アゼアスやシステクアイの下げが目立った。半面、兼房や加地テックなどが買われた。





新興株30日、ジャスダックが7日ぶり反落 ゲーム株に換金売り

30日の新興企業向け株式市場で、日経ジャスダック平均株価は7営業日ぶりに反落した。大引けは前日比4円57銭(0.20%)安の2244円71銭だった。円安・ドル高などを好感して日経平均株価が上昇するなか、東証1部上場の大型株に投資家の関心が向かった。ゲーム関連など新興銘柄の主力株を中心に換金売りが目立った。市場では、決算発表後のガンホーが大幅に下落したことで「新興株の先行きを警戒する投資家が増えた」(インベストラストの福永博之代表)との見方があった。ジャスダック市場の売買代金は概算で505億円、売買高は1億699万株。主力銘柄で構成するJASDAQ-TOP20は反落。ガンホー、朝日ラバー、TOREXが下落。半面、日本マイクロやダイヤ通商、メディアGLが上昇した。東証マザーズ指数は続落した。大引けは前日比16.12ポイント(1.81%)安の872.92だった。ミクシィやOTS、オプティムが下落。きょう上場したアルファPは、公開価格(2200円)を93%上回る4250円で初値を付けたものの、その後は売りがかさみ、制限値幅の下限(ストップ安)となる初値比700円(16.4%)安の3550円で終えた。一方、JIAやFFRI、セレスが上昇した。
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