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2014.09.05.Fri.16:13
東証大引け 小幅続落 5年11カ月ぶり円安効果は短命、米雇用注視

5日の東京株式市場で、日経平均株価は小幅に続落した。終値は前日比7円50銭(0.05%)安い1万5668円68銭だった。株式市場の取引開始前に、東京外国為替市場で円相場が対ドルで1ドル=105円台後半と5年11カ月ぶりの安値を付けた。輸出関連銘柄の業績向上期待を誘ったことから、日経平均は前日比の上げ幅が100円を超えて始まった。だが、取引時間中は円安基調に一服感が広がり、株価も次第にさえない展開となった。内閣改造を手掛かりに週初から水準を切り上げていたことに加え、日本時間今晩には市場関係者の注目度が高い8月の米雇用統計の発表が控え、利益確定売りが徐々に広がった。欧州中央銀行(ECB)は4日の定例理事会で、大方の市場予想に反して政策金利の引き下げと、銀行の融資債権を証券化した「資産担保証券(ABS)」の買い入れを10月から実施することを決めた。この決定を受け、外国為替市場ではユーロ安・ドル高が進み、円相場はドル高を受けて円安が進行。円は対ドルで一時1ドル=105円71銭付近に下落し、2008年10月3日以来の安値を付けた。輸出採算の向上を見越し、トヨタや日立など主力の輸出関連株には買いが先行した。一方、対ユーロでは円高が進行したため、業績悪化への懸念を誘う格好でソニーや日産自、ダイキンなど欧州売上高比率の比較的高い銘柄には下げが目立った。もっとも、市場では「安倍内閣の改造で年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の運用改革期待は引き続き高まっており、株価が下げる場面では押し目買いの動きが根強い」(岡三オンライン証券の伊藤嘉洋チーフストラテジスト)との指摘もあった。JPX日経インデックス400は続落した。前日比29.68ポイント(0.25%)安の1万1732.03だった。東証株価指数(TOPIX)も続落し、終値は前日比3.18ポイント(0.25%)安の1293.21だった。東証1部の売買代金は概算で1兆6980億円と、活況の目安となる2兆円を2日連続で下回った。売買高は20億2682万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1044、値上がり銘柄数は603、変わらずは175だった。世界初の紙製空気電池を開発したことで前日まで連日の大幅上昇となっていた古河池が一時9%安で東証1部市場の値下がり率トップだった。アステラスやヤマトHD、花王も下落した。半面、前日に2014年2~7月期の連結純利益が前年同期比24%増になると発表した積ハウスは一時5%高と大幅に上昇した。ファナックやトレンド、ファストリも高かった。東証2部株価指数は3日ぶりに反発した。ラオックスやエルミックが上昇した。一方、ソディックやケーエフシーが下落した。




新興株5日、ジャスダックは続落、マザーズは午後上げに転じる

5日の新興企業向け株式市場で、日経ジャスダック平均株価は小幅に続落した。大引けは前日比1円78銭(0.08%)安の2317円97銭だった。きょうは円安進行を背景に新興株から東証1部の主力株へ投資資金を移す個人投資家が多かったようだ。ただ午後にかけて日経平均株価が下げに転じるなど上値の重さが意識されると、比較的値動きの軽い新興株へ再び物色が向かい始め、株価を下支えした。ジャスダック市場の売買代金は概算で1029億円、売買高は1億8634万株だった。主力銘柄で構成するJASDAQ―TOP20は続落した。DWTIや日本通信、サイバーリンは下落した。半面、TOREXやガーラ、エスクロAJは上昇した。東証マザーズ指数は反発した。午後から上げに転じ、大引けは前日比3.41ポイント(0.36%)高の946.10だった。ミクシィや大泉製、そーせいが上昇した。ディディエやアクロディア、UBICが下落した。
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