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2014.09.19.Fri.16:01
東証大引け、大幅続伸 6年10カ月ぶり高値、円109円台を好感

19日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に続伸した。終値は前日比253円60銭(1.58%)高の1万6321円17銭だった。年初来高値を更新し、終値で2007年11月2日(1万6517円48銭)以来およそ6年10カ月ぶりの高値を付けた。米低金利政策の継続観測で投資家心理が改善。円相場が1ドル=109円台と6年ぶり安値に下落し、輸出採算が一段と改善するとの期待が自動車や機械などの主力銘柄を押し上げた。短期的な高値警戒感から取引終盤にかけて利益確定売りが出て伸び悩んだが、買い意欲は根強く、高値圏で終えた。スコットランドで実施された英国からの独立の是非を問う住民投票は、独立反対票が過半数になる見通しとなった。先行き不透明感として一部で懸念されていただけに、英主要メディアなどから開票結果が徐々に伝わるにつれて円安・株高が進んだ。市場では「ここ最近(経済のマクロ指標などをもとに投資行動を決める)グローバルマクロ系のファンドが日本株の買いを入れている」(外資系証券)との指摘があった。前日に心理的な節目の1万6000円に乗せたことで相場の流れが変わってきたとして、「投資家が持たざるリスクを意識し始めたようだ」(国内証券)との声も聞かれた。週間では372円88銭高となり、7月3~5週以来の3週連続での上昇となった。8月11~15日(539円高)以来の上げ幅で、リーマン・ショック後の高値を更新した。JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)はともに続伸した。東証1部の売買代金は概算で2兆7497億円、売買高は25億8075万株。東証1部の値上がり銘柄数は全体の7割超にあたる1328、値下がり銘柄数は383、変わらずは119だった。ファストリやファナック、TDKといった値がさ株が軒並み上げ、3銘柄だけで日経平均を80円ほど押し上げた。クボタや第一生命が1月下旬以来の高値に上昇。コニカミノルが今月11日以来約1週間ぶりに年初来高値を更新した。一方、花王や資生堂、アサヒなど内需株の一角が軟調だったほか、ソニーは続落した。東証2部株価指数は3営業日ぶりに反発した。エルナーや田淵電、浜井産が高かった。ソマール、Jトラストなどは下落した。




新興株19日、ジャスダックは反発 「新興市場間で循環物色」の声

19日の新興企業向け株式市場で、日経ジャスダック平均株価は反発した。大引けは前日比23円26銭(1.00%)高の2343円2銭だった。このところ軟調だった日本通信など、主要銘柄がそろって上昇した。半面、ミクシィなどマザーズ市場の主要銘柄は軟調な動きが目立った。市場では「マザーズからジャスダックへ、新興市場間での循環物色が進んだ」(国内証券アナリスト)との見方も出ていた。ジャスダック市場の売買代金は概算で748億円、売買高は1億1716万株だった。主力銘柄で構成するJASDAQ―TOP20は3日続伸した。日本通信や日本マイクロ、DWTIが上昇した。半面、リプロセルやSEHI、Dガレージは下落した。東証マザーズ指数は4日続伸した。大引けは前日比1.74ポイント(0.18%)高の962.90だった。メドピアやワイヤレスG、JIAが上昇した。アスカネットやリアルワルド、DMPが下落した。きょう新規上場したアンビションは公開価格(960円)を62.0%上回る1555円の初値を付けた。その後も堅調に推移し、終値は1830円と初値を275円(17.7%)上回った。
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