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2014.11.06.Thu.17:53
東証大引け、6日ぶり反落 利益確定売り広がる、先物に仕掛け売り

6日の東京株式市場で日経平均株価は6日ぶりに反落した。終値は前日比144円84銭(0.86%)安の1万6792円48銭だった。10月31日に日銀が追加金融緩和を発表してから足元で相場が急上昇していたため、目先の利益を確定する売りが幅広い銘柄で優勢だった。東証1部の値下がり銘柄数は全体は77%にあたる1418に達した。
前日の米株式市場でダウ工業株30種平均が過去最高値を付けたことが好感され、朝方は前日比100円超高で心理的節目の1万7000円台で推移する場面があった。だが買い一巡後は長期資金を運用する機関投資家からとみられる利益確定売りが出て、上値は重かった。午後は相場が荒れた。外国為替市場で円相場が一時7年ぶり安値となる1ドル=115円台に下落したことで、後場寄り直後は指数先物に買いが入り、現物株も買われてこの日の高値となる1万7045円を付けた。だが直後に先物が大きく下げ、現物株も一時200円超安の1万6725円まで下落した。市場では「円が弱含んでいるのに上がらない日本株の展開にしびれを切らした海外のマクロ系ヘッジファンドが、仕掛け的な先物売りを出した」(外国証券トレーダー)との見方があった。JPX日経インデックス400は6日ぶりに反落した。前日比145.28ポイント(1.16%)安の1万2378.48だった。東証株価指数(TOPIX)も6日ぶりに反落し、前日比15.41ポイント(1.12%)安の1356.35だった。東証1部の売買代金は概算で3兆2452億円だった。売買高は31億8648万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は345、変わらずは70だった。10月31日の日銀追加緩和以降、政策効果への期待で足元で上昇が目立っていた菱地所や三井不など不動産株に利益確定売りが出て軒並み安となった。指数先物に断続的な売りが出たことから、指数寄与度の高いファストリやソフトバンクは下落した。三井住友FGや三菱UFJ、東電、三井物、ソニーも下げた。半面、ネット関連株が買われ、リクルートが上場来高値を更新したほか、楽天も一時14%高となった。日清紡HDや東エレクも高かった。今期の利益見通しを上方修正したトヨタは乱高下したものの、結局小幅高で終えた。東証2部株価指数は4日ぶりに反落した。アゼアスやJトラストが下げた。半面、ラオックスやソディックが上げた。




新興株6日、ジャスダック4日続伸 伸び悩みも1カ月ぶり高値

6日の新興企業向け株式市場で、日経ジャスダック平均株価は4日続伸した。大引けは前日比5円55銭(0.24%)高の2313円67銭で、9月30日以来約1カ月ぶりの高値。日経平均株価が午後に下落に転じたのにつれて、新興株も急速に伸び悩んだ。ただ主力株から新興銘柄に資金を移した投資家もいたといい、東証1部銘柄に比べると相対的に底堅かった。TOREXや日本通信が売買を伴って上昇した。午前の日経ジャスダック平均はじりじりと上げ幅を広げる展開。午後に伸び悩んだが、下値では断続的に買いが入り、前日比のプラスを一貫して維持した。市場では「東証1部上場の主力株への買いに一巡感が出たことで、個人投資家がIT(情報技術)関連やバイオといった新興株を手がけ始めた」(ちばぎんアセットマネジメントの奥村義弘調査部長)との見方があった。ジャスダック市場の売買代金は概算で1095億円と9月30日以来、約1カ月ぶりの高水準。売買高は1億9016万株だった。主力銘柄で構成するJASDAQ-TOP20は3日続伸した。TOREXなどに加え、クルーズや日本マイクロなどが上げた。半面、いちごHDが後場に下げ幅を急拡大したほか、テックファムも売られた。東証マザーズ指数は4日続伸した。大引けは前日比9.45ポイント(1.01%)高の942.50で9月29日以来の高値だった。あす発表の決算の好調を期待する買いが入ったミクシィが大幅高。JIAやFFRIといった最近に新規株式公開(IPO)した銘柄が上昇。半面、サイバダインやファーマFが下落した。



本日のJASDAQ市場では、JASDAQ平均、JASDAQ-TOP20が続伸、J-Stock Indexは反落
となった。値上がり数は320、値下がり数は364、変わらずは87。JASDAQ平均は高寄り
後も上げ幅を広げたが、後場入り後は日経平均の急落を受けて急速に伸び悩む展開
へ。マザーズ市場のミクシィ<2121>が朝方から強い動きとなったことは新興市場銘柄
の支援材料にも。
 個別では、日本通信<9424.T>が賑わったほか、スマートブック<2330.T>や東洋合成
<4970.T>、テリロジー<3356.T>なども活況。リバーエレテク<6666.T>や昭和真空
<6384.T>も急伸へ。半面、カジノ関連法案の今国会成立に改めて不透明感が強まり、
テックファーム<3625.T>が急反落。イリソ電子<6908.T>は通期予想上方修正も出尽く
し感が優勢に。レーサム<8890.T>、いちごHD<2337.T>など不動産株にも引き続き利
食い売りが優勢。JASDAQ-TOP20では、ポラテクノ<4239.T>が大幅高、クルーズ
<2138.T>、Dガレージ<4819.T>などもしっかり。一方、エムティーアイ<9438.T>が大
幅安となり、マクドナルド<2702.T>、インフォコム<4348.T>がさえない。


マザーズ指数が4日続伸。ミクシィ<2121.T>が決算発表への期待も背景に8月22日に付けた年初来高値を更新。売買代金も全市場トップへ増加し、指数の上昇をけん引した。FFRI<3692.T>、ジャパンインベストメントアドバイザー<7172.T>、リボミック<4591.T>など直近上場株の上昇も目立つ。決算発表のユナイテッド<2497.T>は下落。ジャスダックではガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765.T>の動きが鈍いものの日本通信<9424.T>、ブロッコリー<2706.T>などが上昇した。



6日の通常取引では、ミクシィ<2121.T>、日清紡HD<3105.T>、グリムス<3150.T>などが活況だった。PTS市場でもにぎわう可能性がある。ミクシィは年初来高値を更新。売買代金は全市場でトップとなった。日清紡HDは6日前場引け後に大規模な自社株買いを行うと発表し、後場急騰。グリムスは6日前場引け後に14年9月中間期連結業績予想を上方修正し、後場ストップ高となった。

 引け後の材料では、サイバー<4751.T>、ファインデックス<3649.T>、日レヂ<5389.T>(監理)、Vキューブ<3681.T>、ワイヤレスゲート<9419.T>、スクエニHD<9684.T>、バンナムHD<7832.T>などに注目したい。

 サイバーは、エイベックス<7860.T>への出資と、音楽配信サービスを手掛ける共同出資会社の設立を発表した。

 ファインデックスは、東京証券取引所が6日、13日付で1部銘柄に変更すると発表した。

 日レヂは、筆頭株主のノリタケ<5331.T>が完全子会社化を目的としてTOB(株式公開買い付け)を行うと発表した。買い付け価格は1株920円。

 Vキューブとワイヤレスゲートは、包括的業務提携を発表した。

 スクエニHDとバンナムHDは15年3月期連結業績予想を上方修正した。
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