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2014.11.13.Thu.16:44
東証大引け、3日続伸195円高 7年ぶり高値、増税先送りの思惑

13日の東京株式市場で日経平均株価は3日続伸した。前日比195円74銭(1.14%)高の1万7392円79銭で終え、3日連続で年初来高値を更新。2007年10月11日以来、約7年1カ月ぶりの高値をつけた。菅義偉官房長官ら政府・与党幹部の発言を受け、消費再増税の時期が先送りされるとの思惑が強まった。前場は小安い場面もあったが、午後に入ると買いの勢いが増した。菅長官は午前の記者会見で、日銀の黒田東彦総裁が10月末の追加金融緩和は消費増税を前提にしていたとの趣旨の発言をしたことについて「これ(消費増税)については政府が判断することだ」と述べた。一方、時事通信などが午後、「自民党の大島理森前副総裁が、衆院解散について『いよいよ安倍晋三首相も決断し、信を問うことが決定したとみていいのではないか』と述べた」と報じた。消費増税の先送りシナリオの現実味が増したとの連想につながり、実現した場合は景気を支える要因になるの見方から買いが入った。朝方発表の9月の機械受注統計で民間設備投資の先行指標である「船舶・電力を除く民需」は市場予想に反して増加したが、相場の反応は限られた。月ごとに振れ幅が大きい経済指標のため、上値を追う材料としては力不足だったようだ。JPX日経インデックス400は3日続伸し終値は前日比111.75ポイント(0.89%)高の1万2692.60だった。東証株価指数(TOPIX)も3日続伸し、12.46ポイント(0.90%)高の1389.51で終えた。両指数はともに連日で年初来高値を更新した。東証1部の売買代金は概算で2兆5665億円。売買高は24億6788万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1297と、全体の7割強を占めた。値下がりは433、変わらずは103銘柄だった。日経平均への影響度が高いファストリや京セラ、東エレクが年初来高値を更新。トヨタやホンダが上げた。アイスクリームを値上げする明治HDが上場来高値をつけ、グリコは買われた。関西電も上昇した。一方、発表した決算が物足りないとしてコロプラが大幅下落。ソニーが下げ、前日に大幅高となった三井不が売りに押された。東洋エンジの値下がりが目立った。東証2部株価指数は反発した。ラオックスとエルミックが上げ、ソディックと田淵電が下げた。





新興株13日、ジャスダックは9日ぶり反落、ソフトウエア関連など下げる

13日の新興企業向け株式市場で、日経ジャスダック平均株価は9日ぶりに反落した。大引けは前日比11円89銭(0.51%)安い2324円03銭だった。日経平均株価が次第に上げ幅を広げるなど堅調に推移。一方の新興市場は次第に下げ幅を広げた。市場では「ソフトバンクやトヨタといった主力銘柄に資金が向かった」(SBI証券)との声があった。情報通信やソフトウエア関連の下落が目立った。ジャスダック市場の売買代金は概算で593億円、売買高は1億601万株だった。主力銘柄で構成するJASDAQ―TOP20は続落した。TOREXや東洋合成、日本通信が下落した。半面、DガレージやいちごHD、夢みつけ隊は上昇した。東証マザーズ指数は続落した。大引けは前日比13.68ポイント(1.47%)安い918.94だった。前場に物色が目立った直近上場銘柄が後場に入ると伸び悩み、マザーズ指数も下げ幅を広げて終えた。大幅安した1部上場のコロプラから売りが波及し、ミクシィなどゲーム関連株が軒並み軟調。GMO―RやファーマFも下落した。一方、OTSやロックオン、ユーグレナが上昇した。きょう新規上場したSHIFTは終日買い優勢で、売買は成立しなかった。
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